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yukiの見た日常の出来事、 感じた事をつづっています。
by yuki_geshiki
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映画



もともとテレビ番組にそれほど執着はない上に
春のこの時期は特番で時間ばかりが長くて
たいしておもしろくない番組ばかり。涙

なのでレンタルDVDを借りてきました。

そう言えば、観なくちゃ!と思っていた映画がDVDに
なっていたので我が家にしてはめずらしく
当日か1泊しか借りることができない最新作をレンタル。



映画_c0049425_21575919.gif




実は一昨年。ちょうど入退院を繰り返している頃。
突然シンのHPに載せているアドレスにメールが届きました。

タイトル見てひっくり返りそうになったワタシ。
内容はHPに載せているシンの写真を映画の中で使わせてい欲しい‥という依頼でした。


監督は『誰も知らない』や『歩いても 歩いても』の是枝監督。
映画は ペ・ドゥナ主演の最新作。
おじいさんが昔かわいがっていた、犬の写真として。


そりゃーもう大歓迎ですよぉーと思いつつ。
映画の内容を見るとR15指定。主人公の役も、う~む。。。

まっ、でも写真だけだしね。と快くOK
カンヌでも上映されたらしいです。


映画_c0049425_21581660.gif




‥という事で観ました。

完成した後、スタッフさんからメールで
『シンくんが、かすかに映っています。』というお話だったので
「かすかにねぇ」と笑いつつ。期待せずに観たら映ってました。笑

映画_c0049425_21592380.jpg



感想は‥。

衝撃的というか、乙女なワタシにはショックというか・・・爆


映画_c0049425_2159413.jpg




映画がスキな人は、とにかく色んなものを観る人がいますが
ワタシにとって映画はどちらかといえば娯楽。
楽しいとか、スカッとするとか、ほんわかするとか、感動するとか
心地よいものしか観ていませんでした。

でも、この映画はまさにワタシの避けていた部類。
初めての感じでした。

どよよーーーん としちゃう意味で頭から離れない。
ココロのどこかに何かがひっかかっている感じ。
(R指定の部分だけでなく)

観た直後はやっぱり私には理解できない!っていうバッサリ感の
感想を持ってしまったけれど、時間がたつにつれ、ひっそりとした空気感の映像。
それぞれの役者さんの演じる役どころ。じわーーんと思い出されるカット。



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感想を、こんな風に書いている人がいました。

「爽快だったり、面白かったりしても、あっという間に記憶から
飛んでしまう映画がたくさんある。でもこれだけインパクトが強く残るのって
パワーのある映画なんだろう」と。

確かにそうかも。

友達とか、興味のあるものって、どうしても自分好み。
なんとなく似たような、居心地のいい範囲の中で
ちまちまな新鮮さを求めていたりするけれど、
たまにはこんな風に自分でもびっくりするぐらいの
風を吹かせるのもいいのかな?

これから観ようとする映画の幅がもしかして広がったかも?
なーんて思ったシンの出演の映画でした。笑


ちなみにシンの写真。


劇中に登場する「黒い柴犬の写真」を探している時に
我が家のHPを見つけてくれたそう。
(ワンコの小さい頃からの成長過程的な写真を求めていたらしいです。)
何枚かの写真を監督に見せた所、シンの写真を使わせてもらえないかという
運びになりメールをくださいました。

特に監督が是非使いたいと思ってくださった写真は「Photo」の9か月の時の
最初の写真。『木枯らし紋次郎~』の写真。笑

何度となく行ったメールでは、シンの写真を使う場面の役者さんのセリフ。
そのセリフが変更になった事。事細かにきちんとメールをくださりました。

そんなやりとりから、ほんのワンショットなのに(ダジャレじゃないよ。笑)
かすかな映りの写真にも、きちんとこだわりを持って
スタッフ全員で作られているんだなぁ。。とびっくりでした。
シンのおかげで飼い主の私たちも、色んな経験をさせてもらってマス。

そうそう。写真使用の御礼にはスタッフユニフォームのパーカーを
いただきました。写真を提供した私もこれで、是枝組の一員です。笑
(スタッフ日記を見ると是枝組と言ってマシタ。)





by yuki_geshiki | 2010-03-31 22:35 | 日常の出来事
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